今週の400mのところ


真波メカトラについて、最初に予想していたことは
小野田が追いついたときに、真波のメカトラにもしも遭遇したらどうするか、ということ。
山で困っている状況を放って置けるか否か?

ただチェーントラブルは小野田も一人で直していたので、立ち止まることはないはず。
怪我、その他一人では対処できないトラブルなら、小野田が立ち止まってもアリだと思っていた。


今回の手嶋の行動は、上記で行くと無しに入る。
だがこの状況が去年のラスクラだったら??

巻島が追いついて勝負を始めたときに、東堂にメカトラ、後続は追いついてこない距離。
だとすればきっと手嶋と同じ行動をとるのではないか。

実際の勝負ではリザルトがすべてなのかも知れないけれど、あくまでも少年漫画として読んでいるので
精神矛盾における葛藤のシーンはとても大好きです。
今泉のオーダー無視、鏑木の戦略無視の行動も、漫画ならではの良さだと思っている。


 明らかに格上の真波に対して常に劣勢のなか、初めてみつけた絶好のチャンス、メカトラのキセキ。
そういえば先週初めて手嶋が「キセキ」という単語を使ったときにすごく違和感があった。

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奇跡 きせき
miraculum; miracle 語源的には驚くべきことの意で,一般には神的力に帰される異常な驚嘆すべき出来事をいい,ほとんどすべての宗教に奇跡への信仰がみられる。厳密には超自然的な理由以外には,理性でその原因を説明しえないような自然現象
をいう。
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 基本的に良いことに使う言葉だと思うけれど、今言う?なんで?と思ってました。
結果真波のメカトラは奇跡的なチャンスになった。だがトラブルであって決して「良いこと」ではない。
そして至った結論は、立ち止まるということ。キセキのチャンスを捨てて。

50mの間に、激しく傾いだ気持ちを、一人で立て直した。
それがあのティータイムだ!の表情だと思うと、本当にここまで強くなるなんてすごいよ純太・・・。
その結果どうなったとしても・・・ 


なんてことはない!! 
勝ってーーーーー!やっぱり勝ってーーーーー!!!!一番になってーーーー!!!!